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世界の波:サモア

ウエスタンサモア/ボールダー


 

 

 

 

 

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Tetta Mori

 

 

 

 

 

 

 

世界の波

ウエスタンサモア/ボールダー

 

サモアといっても、アメリカンサモアと、ウエスタンサモアがあり、隣同士の島だが、国、統括は全く別のようだ。

俺にとってのサモアは、ウエスタンの方で、サラニサーフリゾートのことを指す。

かつて、週一便ハワイから飛んでいたポリネシアンエアーラインで、サモアの首都アピアにフライトし、夜中着、サラニサーフリゾートの送迎バンに乗り込み、約1時間のドライブで、島の南東部に位置するサラニ村の、川の中州の作ったサーフリゾートにチェックイン。

その翌朝から、この川からボートに乗って、河口を超え、海に出、沖にあるサラニライト&レフトでサーフする毎日が始まる。

宿泊、3度の食事、ボートアクセスフィーが全て含まれているので、一度サーフリゾートに入れば、ビール代以外はまったくお金を使わない。

リゾートのマックスも、16人位なので、お互いが時間帯をずらせば、ポイントが混み合うということもなく、各パーティーに一台のディンギーが用意されるので、潮や、風、コンディション、混み具合の様子を見ながら、好きな時間にゴーアウトできることも、嬉しいサービスだった。

基本はサラニライトで、レフトはかなりシャローなんで、それなりのスエルが入り、水が乗り、ディレクションも合わなければ、危険なポイントで、ほぼ、毎日ライトでのサーフとなる。

サラニライトはサイズによって顔色を変え、小さい時はサンセットポイントの様なメローな波だが、6フィートを超えるとワイルドな牙を剥くブレイクとなり、タヒチのマラアか、本家サンセットビーチの様なパワーを発揮する、サウスパシフィックでは屈指のライトハンダー。

そのサラニライトがクローズアウト、または、サイズはあるが、ディレクションが悪くブレイクが良くない時に行くとっておきのポイントが、今回紹介するボールダーなのだ。

ボールダーは、東西に細長いこの島の、南海岸中央部に位置する。

サラニからはボートで行くことも出来るが、大抵は波の高い、海の荒れている時なので、セーフティを考え、陸路で行く事が常だ。

ボールダーに行く日は、ほぼサラニではサーフ不可能状態のサイズなので、リゾートステイのサーファーみんなで行く事になる。

バン何台かに、板、食料、水等を積み込み、約30~40分のドライブだ。

サウスコーストのメインロードから折れると、まさにジャングルロード、ガタガタ道に険しいブッシュを抜けて、ようやく海に出る。

そこは、左に大きく突き出した半島があり、ビッグベイとなって、インサイドは湖にように静まり返り、ピクニックなんかにもってこいのキュートなエリアだった。

そして、その半島沿いの沖を見てみると、レフトのポイントブレイクが、パーフェクトにベイの中へピールしていってる~~~

遠くからの見かけは小さくとも、実際入ったら、サイズあるんだろうなと直感した。

車を停めた所から、ビーチを300~400メーターほど歩き、半島の付け根まで行き、そこからまたアウトまで300メーターほどパドルアウトしなければ到着しない。

でも、サラニライトとは違い、視界にジャングル、クリフ、が目の前に広がり、モンキーが木から木へと飛び移ってるのが見えたり、トロピカルバードが、ジャングルから飛び立って来たりと、まさに南国気分だ。

波はロングレフト。

サイズアップすれば、バレルセクションが発生するが、通算6~7回ボールダーに行ったが、本当に良かったのは2度だけだ。

1度目は、アップカミングソーファーストの時で、時を同じくして、タヒチ/チョポでは、あのレアードハミルトンの伝説のトウインセッションが行われたスエルだ。

最初の頃は3~4のファンサイズだったのが、6、8、とサイズアップし、海もよれだし、スエルの威力で棚持ちがしなくなってきた。

さっきまで、和気あいあいと入っていた、他のゲストはもうすっかり上がってしまっていて、沖には俺とマーミー、アッチとカービーしか残っていなかった。

そんな中、短い板ながら驚異的なセットをもぎ取ったマサトのテイクオフショットは、その時のサーフファーストマガジン/サモア特集の巻頭を飾った。

その次に良かったのが、このテッタのバレルショットを生んだ時だ。

この時は、マサトの時ほどのサイズは無かったものの、バレルクオリティが良く、まるでパダンパダンの様な口を開けたチューブが、ボールダーのリーフを転がりまくっていた。

サラニでやってる間はライトライトの毎日なので、この時とばかりにヌマは、フロントバレルを貪って行ったことを思い出す。

つまり、サモアに来ると、大体滞在中に一度はビッグスエルが届き、このボールダーに来ることになるって訳。

サラニでライト漬けになったサーファーにとっては、こういった日にレフトでリフレッシュし、またサイズダウンしたサラニライトへと戻って行くといった、何とも贅沢なサモアセッションを展開してたってこと~

しかし、その後ポリネシアンエアーがサモアに飛ばなくなり、すっかりサモアに行く事が遠のいてしまい、更に2009年9月29日に襲った津波によって、サラニサーフリゾートは壊滅状態となってしまった。

http://www.surfsamoa.com/

今も復興の最中で、今年、2011年には再びリオープンに持って行きたいとのことだ。

再び、サラニに元気が戻って来ることを祈って、、、

 

 

 

 

 

 

 

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Boulders / Western Samoa

 


 

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