前日までの台風17号からのスウェルが落ち着き羽伏浦は胸肩サイズのファンウェーブ。
サイドの風入って朝のうちはぼよついたコンディション、
後半にかけては波数が減ってきて、一日通して速い波中心のコンディションでした。
女子のファイナルはリスト田代凪沙選手 VS 川合美乃里選手
二人とも10代のヤングガン!
マンオンマンヒートでどちらもー落ち着いた試合運びで
田代選手9点+6.75点=合計15.75点
川合選手8.25点+7.25点=合計15.50点
0.25点の僅差で田代選手が優勝の座へ。
とてもレベルの高い試合で毎年新島でJPSAの試合を見ていましたが
素人目の私から見てもサーフィンの女子のレベルがとても上がっていてびっくりしました。
ボディボードだけでなくレディースアスリートが頑張っている姿を見て凄く刺激になりました。
私も今回のみたいな波に早くチャージしたいと思いました。
ファイナルでスコアした9点は女子のベストライディング賞に。
男子ファイナルは村上舜選手VS 仲村拓久未選手
ハードコンディションの中試合前からめちゃくちゃ海に入って練習していた二人。
ファイナルではそれまでのヒートとは違い仲村選手の硬さが少し見られ
技のメイク率が下がっていたように思いました。
村上選手はなんとファイナルではレギュラーの波でフローの途切れない完成度の高いリッピングを
何発も決め10ポイントスコア。男子のベストライディング賞に輝きました。
沢山の人に驚きと興奮を与えたopeningのヒートのチューブライディング7点に続き
ファイナルでのパーフェクト10ポイント。
試合前のビッグウェーブセッションでもひときわ目立っていて
うちのカメラに沢山の素晴らしいショットが残っています。
今回惜しくも準優勝だった仲村拓久未選手は
なんと今回の試合でグランドチャンピオンが決定したそうです。
決勝前に決まったこの変の心境の変化やモチベーションのなどもあったのでしょうか
とても素晴らしい戦いでした。
ファイナルデーにはJPSA初の試みマスター&シニアクラスのヒートも行われ
とても盛り上がった試合になっていました。
シニアクラスファイナルは
植松茂実選手(新島) 関谷利博選手(鴨川) 比嘉力夫選手(沖縄) 今村大介選手(伊豆)が参戦
初代優勝 関谷利博選手
マスタークラスはファイナルは川井幹夫雄選手(鴨川)と善家誠選手(湘南)が参戦。
初代優勝 川合ミッキー幹夫選手
大会期間中には知ってる限りで10本のサーフボードがワールドクラスのパワフルブレイクの餌食になっていました。
トップシードの選手も所詮で敗退する事もあるタフな試合でもありました。
ヒート後ゼッケンを返しにくる時には悔しさを隠し切れない選手もいましたが
試合会場の隣でブレイクしているチューブにチャージし
岸から上がってくるととても清々しい表情で帰ってくる選手もいました。
最高な波は悔しさを癒す!ですね。
私は大会期間中ビーチマーシャルとしてお手伝いさせて頂き
とても良い経験ができました。
とにかく試合が始まると私が興奮してるからかお腹の赤ちゃんが凄い動いていました(笑)
沢山の方に体調を気遣って頂き、また年に一~二度しか会えない方々にも
沢山お祝いのお言葉を頂き、パワーを持った方々に沢山パワーを頂きました。
とても嬉しい出来事でした。ありがとうございます。
新島の試合がJPSAの歴史に残る試合になり本当に本当に嬉しいです。
皆さん今地形も良いですし、フリーセッションやトリップでもぜひ新島へ来てくだいね。
お世話になった皆さん本当にありがとうございました。
Acco from Niijima